過度なSEO対策は、Googleからペナルティを受けるリスクが高まります。
そんな心配も、気にせずに検索エンジンで上位表示する方法があります。
今回は、どんなSEO対策がペナルティを受けるリスクが高いのか?紹介していきます。
ペナルティに要注意!SEO対策の罠
やりすぎると検索エンジンに睨まれてしまうことに…
SEO対策を行うことで検索エンジンにおける検索順位を上位にもっていくことができるわけですが、あまりやりすぎると逆効果になってしまうこともあります。
たとえばタイトルや文中にキーワードを挿入するのはSEO対策における基本中の基本といえるものですが、そのことばかりを意識してしまうと文章の内容が明らかに不自然になってしまい、肝心のサイト内容の充実がおろそかになってしまいます。
それに不自然さが目立つと訪問者もすぐ「このサイトは内容が薄いな」と判断して二度とアクセスしないといったことになりがちです。
しかし対策のやりすぎはこうした訪問者の間でのマイナス評価だけに留まりません。
じつは検索エンジンからも睨まれてしまう恐れがあるのです。対策のやりすぎ、あるいは常識に反するような行為は違反行為、スパムと判断され、ペナルティが課されてしまう恐れがあります。
検索順位がいきなり急降下するのはまだよいレベルで、最悪の場合検索結果から除外されてしまうこともあります。
どういった行為が対象になるのか?
ではどんな「やりすぎ」や違反がペナルティの対象になるのでしょうか?
まずサイトの質が低いケース。
自動生成されたコンテンツや他のサイトからの転用や流用、盗用が目立つサイト、さらに独自性が著しく低いと判断されたサイトなどが該当します。
SEO対策で被リンク数を増やすためにサテライトサイトを作るケースが見られますが、そうしたサイトが抵触することが多く見られます。
それから被リンクの問題。質の低いサイトと多くリンクしているとそのサイトまで睨まれてしまうことがあります。
またアフィリエイトのリンクがたくさんサイトも注意が必要です。
これはサイトの質ともかかわってくる問題なので注意しましょう。
あとはSEO対策そのものとかかわる隠しキーワードなどの裏技も対象になります。
故意的なSEO対策にはどんな罰があるのか?
このペナルティには人間が直接サイトをチェックして判断する「手動」のものと、検索エンジンが自動で検出する「自動」の2種類があります。
基本的には手動のほうが検索結果から除外されるなど厳しい内容になっています。
それに対して自動の場合は表示順位が下がるなど比較的軽い内容で済むことが多いようです。
なお、万一罰が下された場合には自動の場合は問題点を自分で把握して修正することで解除することができますが、手動の場合は「再審査リクエスト」と呼ばれる検索エンジンにリクエストする手続きが必要です。
もちろんしっかり修正した後に行うようにしましょう。
まずはくれぐれもseo対策をやりすぎないよう気をつけましょう。
SEO対策ではペンギンアップデートに要注意!
ペンギンアップデートとは?
ペンギンアップデートは検索エンジンのアルゴリズムの1種、最大手のグーグルが使用しているものです。
検索エンジンにおいてサイトの表示順位を決定する際にはさまざまなアルゴリズムが使用されています。
そのためSEO対策を行っていく際にはできるだけアルゴリズムを把握したうえで適切な対策を行っていく必要があるのです。
またそれだけではなく、検索エンジンが設定している違反行為に該当しないかどうかにも注意しなければなりません。
この違反行為に抵触してしまうと一気に表示順位が下がってしまうばかりではなく、場合によっては検索結果が除外されてしまうこともあります。
ペンギンアップデートはサイトの質を向上させる
ペンギンアップデートとはそんな違反行為と非常に深くかかわっているアルゴリズムなのです。
検索エンジンからすると質の良いサイトを上位に表示できるかどうかが評判を高める上で最大のポイントとなります。
小手先のSEO対策ばかりを行って肝心のサイトの内容が貧弱なサイトばかりが上位にくるようだとユーザーから「この検索エンジンはロクなサイトしか検出しない」と判断されてしまいます。
そこで各検索エンジンともに有益なサイトを検出するアルゴリズムだけでなく、違反したサイトをチェックするためのアルゴリズムも用意しているわけです。
パンダアップデートにも注意
グーグルではもうひとつ、サイトの質を問う重要なアルゴリズムとして「パンダアップデート」が知られています。
こちらはサイトそのものの内容、質を問うものなのに対してペンギンアップデートはSEO対策の中でもとくに違反性が高いリンク操作をチェックすることを目的としています。
具体的には過剰な相互リンクや質の低いサテライトサイトを活用したリンクの水増し、自動化プログラムを使用したリンクなど。
SEO対策ではサイトの内部の最適化だけでなく外部、つまりリンクも重要なポイントになるといわれています。
それだけにできるだけ多くのリンクを獲得することが対策のひとつの鍵となるわけですが、あまり過剰でふさわしくないやり方をするとこのペンギンアップデートに引っかかってしまうわけです。
なおこのアルゴリズムはこれまで何度かアップデートされており、現在では2016年9月に更新された「ペンギン4.0」が最新版です。
おもな変更点としてはリアルタイムで評価して表示順位に反映させるようになった点と、チェックされた内容がより細かく表示順位に反映されるようになった点です。
このようによりチェックが厳しくなっているため、SEO対策では小手先のテクニックや裏技的な手法は用いず、地道・着実に行っていくことが求められる時代となっているのです。
まとめ
いかがでしたか?
危険なSEO対策のリスクを紹介しました。
Google検索で圏外に飛ばされた方は、この怖さを実感されていると思います。
この機会に、もう低レベルのSEO対策は卒業しませんか?
是非、Google検索に沿った価値の高いサイト作成にシストしていきましょう。