ギンパパ
こんにちは、子育てブロガーのギンパパです!
夏といえば、金魚やカブトムシなどの生き物と触れ合う機会が多くなり、子供と一緒に命の大切さを学ぶ機会が多くなりますよね。
ただ、生き物を育てるのってとても大変。
ましてや室内で金魚を育てるのは、水換え等々考えるととても大変です。
そこでおすすめなのが、屋外水槽で金魚を育てる方法です。
そこでこの記事では、実際に屋外で金魚を育てている体験をもとに、エアーポンプよりも管理が簡単になる「ウォータークリーナー憩R」を使うメリットやデメリットや実際のレビューをブログでまとめました。
屋外で子供と一緒に金魚を育てたいと考えてる方は、ウォータークリーナーの憩Rはの酸素の供給だけでなく水換えの手間も減らせるのでぜひ参考にしてください。
- 屋外で金魚の飼育がしたい
- 子供と一緒に金魚を育てたい
- ウォータークリーナー憩Rを使用している人の感想が知りたい
目次
【結論】金魚の屋外・ベランダ飼育にはウォータークリーナー・憩Rがおすすめ
結論から言えば、金魚の屋外飼育には、下記のような理由でエアーポンプよりもウォータークリーナー・憩Rを使用するのがおすすめです。
- 水換えの手間が減らせる
- 水の音や風情を楽しむことができる
- 酸素を十分供給することができる
ただし、設置場所や水位の問題、安く購入する方法など、いくつか注意しておきたいポイントもあります。また、電源が必要なので、屋外コンセントがあるかないかを確認してから購入したいところです。
まず金魚の屋外飼育を始める前に、どうして屋外飼育がおすすめなのかメリット・デメリットについてくわしく見ていきましょう。
金魚を屋外で飼育するメリット
ここでは、金魚を屋外飼育するメリットについてまとめて見ていきましょう。
- 水換えの手間が省ける
- 部屋にカビが生えない
- 臭い水の臭いが広がらない
ギンパパ
水換えの手間が省ける
部屋に金魚用の水槽を設置するのはとても大変です。
一般的に金魚5〜10匹程度飼育しようとすると、45〜60cm水槽が必要となります。
一般的な60cm水槽でも、水や砂利等を入れると約70kgの重量となるため、設置する場所には注意が必要です。
地震対策はもちろんのこと、カラーボックス等の棚の上に置くこともできません。
また一度設置すれば簡単には移動することができません。
そこで問題になるのが、水換えです。
水換えには専用の砂利クリーナーを使って水換えをします。
水換えの水はそれなりに匂いもするため、こぼさないようにバケツ1杯ずつ水を抜いた後に、水を入れるなど本当に手間です。
その反面、屋外飼育の場合はそのまま水を排出することができるだけでなく、水を足す際もとても簡単です。
金魚の屋外飼育を長く飼育すればするほど、この水換えの手間がかからないのは大きなメリットです。
部屋にカビが生えない
金魚の室内飼育で心配になるのが、水槽周りの壁紙に発生するカビです。
特に、見栄えを良くするために壁にピッタリとくっつけている人は、壁紙の黒カビに注意し、定期的に水槽を移動させて掃除することをおすすめします。
臭い水の臭いが広がらない
生き物を育ている以上仕方ないのが、臭いです。
特に金魚を水槽で飼育する場合は、注意が必要です。
育てる期間が長くなればなるほど、餌や糞が発する臭いが染み付いて行きます。
やはり室内で金魚を飼育するなら「餌のやりすぎ」と「こまめな水換え」が必須です。
金魚の屋外飼育のデメリット
次に、金魚の屋外飼育のデメリットについて見ていきましょう。
- 鳥や動物に狙われるリスク
- 真夏の暑さ対策が必要
ギンパパ
鳥や動物に狙われるリスク
金魚の屋外飼育につきものなのが、金魚を狙う天敵です。
特に、カラスや猫などが金魚を食べてしまうことには注意しましょう。
ただし、金魚の天敵対策は以下の3つを徹底すればそこまで心配することはないでしょう。
- 屋外水槽に蓋をする
- 水深を浅くしすぎない
- 目隠しになるものを置いておく
この3つを徹底しておけば、鳥や動物なので天敵が金魚を食べようとしても、金魚も天敵から隠れることができるので問題ありません。
真夏の暑さ対策が必要
金魚は比較的に育てやすい魚です。
適正な水温は、23〜25度と言われていますが、年中通して屋外飼育は可能です。
その際に必要なのが、できる限り急激な温度変化を避けることです。
- 直射日光が当たらないように日除をする
- できるだけ水深を深くする
- 水草等で金魚の隠れる場所を作る
この3つを徹底するだけで、基本的には日本の四季にも順応して育てることができます。
反対に、水温が熱くなったからと言って氷を入れたり、冷たい水をたくさん入れた入りするのは、かえって逆効果です。
金魚の屋外飼育の始め方を解説!
金魚の屋外飼育に必要なものを揃えよう
まず金魚の屋外飼育に必要なものを揃えて行きましょう。
我が家では、今回下記7つのアイテムを揃えました。
ゼンスイなごみ池L(90L)
御影石調の見た目が高級感があってオシャレな、地面埋め込み型水槽です。
オーバフロー機能もあって、大雨等で水面が上がっても金魚が逃げないような構造になっています。
地面を掘って埋める使用ですがそのままでも十分使用できます。
ウォータークリーナー・憩R
屋外用のウォータークリーナーといえば、このタカラ工業の憩Rがおすすめ。
フィルターがついているので、水換えの回数を大幅に減らすことができるだけでなく、吐水の高低差で適度な水流および酸素供給ができるのでとってもコスパ大。
一台二役、大活躍です。
カルキ抜き
金魚に限らず、熱帯魚やメダカなどの飼育でも水道水を使う方必須のカルキ抜き。
屋外用水槽には、コスパのいい大容量タイプがおすすめです。
ワイヤーディッシュラック
これは必須ではありませんが、ゼンスイなごみ池90Lを使用した場合、憩Rの上限水位を超える場合があるときに使用します。
オプションで、ロングタイプの憩Rもありますが価格が高くなるため、ウォータークリーナーの底上げのために使用します。
ワイヤーメッシュ
金魚を天敵から守るための蓋代わりに使用するのがこの「ワイヤーメッシュ」。
ゼンスイ・なごみ池90Lタイプにはこのサイズがジャストサイズです。
ウォータークリーナーの部分だけニッパーでカットするだけ。
これで、安心して金魚の屋外飼育ができます。
すだれ
真夏の水温上昇対策には、すだれがおすすめです。
防腐剤が使われているため、使用前に水道水で水洗いすることを忘れずにしてください。
砂利
あってもなくてもいいですが、見た目を良くするには砂利はおすすめです。
特に金魚が傷つかないように、角の丸い砂利を選びましょう。
それでは、実際に屋外水槽を立ち上げて行きましょう。
屋外水槽(なごみ池90L)のセッティング方法
まずはAmazonで購入したなごみ池90Lを開封、セッティングして行きます。
Amazonで購入すると、このような形で配送されます。
まずは梱包を外すとこんな感じ。
ぱっと見、プラスチックには見えない重厚感があります。
ただそこめんの円の模様が違和感ありますね。
このなごみ池は、Lサイズなので90L入る使用です。
黒みかげ調の質感も高級感があってかなりおすすめ。
まず設置場所を決め、その箇所を掘って行きます。
まずは防草シートをカッターナイフで切って行きます。
あとはなごみ池が入るように穴を掘って行きます。
完成です。
続いて、ウォータークリーナーの憩Rのセッティングです。
ウォータークリーナー憩Rのセッティング方法
ウォータークリーナー・憩RもAmazonで購入しました。
早速開封して行きましょう。
ウォータークリーナー・憩Rの同梱物です。
このままではバランスが悪いので、スタンド?足を取り付けます。
4つついていますが、屋外水槽のスペースを最大にするため、2方向のみ取り付けます。
結構硬いので、しっかりと奥まで差し込みましょう。
しっかりと奥まで差し込むと、安定感がかなり良くなります。
ウォータークリーナーが浮いたり、転けたりしないようにオモリを2つ取り付けます。
対角線上に取り付けることで、とてもバランスが良くなります。
憩R専用のフィルターです。
目詰まりしずらい構造となっています。
タカラ工業では、もし汚れが取れなくなった場合でも、フィルターだけ購入できるようになっています。
あとは、蓋をしてポンプを接続するだけで完成です。
ウォータークリーナー憩Rのセッティング完了。
まずは試運転をしてみましょう。
とりあえず、トロ舟でアメリカザリガニを育てていたので試運転してみました。
水流もそこそこあってかなりいい感じです。
ただ、トロ舟だともう少し深さが欲しいですね。
基本的に、ウォータークリーナー憩Rは、最高水位しか記載がないのでトロ舟で使用するのも問題はなさそうですね。
なごみ池90Lにウォータークリーナー憩Rをセットしてみた
まずなごみ池90Lに砂利を入れて、ウォータークリーナー憩Rをセットしてみたところ…最高水位以上に沈んでしまいました。
これは良くないですね。
そこでウォータークリーナーのロングオプションを検討しました。
ただ、思ったよりも高かったので代用品を購入。
それがこれ!
セリアで買ったワイヤディッシュラック(110円)。
ちょうどウォータークリーナー・憩Rのフィルター部分と同じサイズだったので試しに投入。
高さ的にぴったりでした。
しかもウォータークリーナーの下にも日陰空間ができたので、金魚たちの溜まり場にもなりそうですね。
これで下準備は完了。
あとは水道水を入れてカルキ抜きをすれば完成。
金魚の天敵対策「ワイヤーメッシュ」と日除対策「すだれ」で完了
まず45cm×60cmのすだれを購入。
買ったばかりのすだれには防腐剤が塗布されている場合が多く、雨等で屋外水槽に流れる可能性があるため、使用前に水道水で洗い流しましょう。
ワイヤーメッシュをセットしたら、完成です。
すだれをめくると、金魚達が集まってきます。
すだれの日除はちょうどいいのかもしれませんね。
大雨対策は万全?金魚が流れ出ない屋外水槽の作り方
なごみ池の手前側には、小さなアナが空いていて一応オーバーフロー機能もあります。
ただ、大雨の際には対応仕切れない可能性もあります。
そこでオーバーフロー機能を追加することに。
塩ビパイプのソケットを使うだけでできるので、是非チャレンジしてみてください。
なごみ池に24mmの穴を開けます
テーパードリルで、なごみ池に穴を開けます。
使う道具はこれだけ。
なごみ池の底から塩ビのソケットを入れます。
上からも塩ビのソケットで挟み込むだけ。
たったこれだけです。
ホースで一気に水を入れても全く問題ありません。
大雨等で水位が上がったとしても、この水位を超えた分はここからオーバーフローします。
これでも対応できない場合は、なごみ池に初めからあるオーバーフロー機能を使って流れ出る仕組みなので、かなり安心です。
小さな魚まで流れ出ないように、不織布でフィルターを作ります。
ソケットに不織布をつけてゴムで巻くだけ。
これで簡易のオーバーフローが作れました。
夜、子供達が池にハマったりしない?屋外水槽の安全対策とは
屋外水槽で怖いのが、子供達が池にハマってしまう可能性があることです。
特に夜だと、足元が見えないので危ないですよね。
そこで大切になるのが、金魚の天敵対策のワイヤーメッシュとセンサーライトです。
金魚の天敵対策のワイヤーメッシュは安全対策にもなる
金魚の天敵対策に使用しているワイヤーメッシュは、子供の事故防止・安全対策にもなります。
基本的なワイヤーメッシュの耐荷重は、約15kgほどあるので万が一小さな子供が乗ったとしても耐えうる計算です。
もちろん上でジャンプしたりすると、危険ですが、万が一の安全対策と考えると十分かもしれません。
センサーライトで足元を照らす
屋外水槽に近づくと、池があることを知らせることも大切な安全対策になります。
屋外水槽の場合、夜間、暗くて池があることがわからずにハマってしまう危険性もあります。
かといって、急に光るタイプのセンサーライトは金魚のストレスにもなります。
そこでおすすめなのが、近づくと「ふわっと」明るくなるタイプのセンサーライト「スリムガーデンLSL-MS1(アイリスオーヤマ)」です。
感知センサーも両側についているので、どちら側から近づいても反応してくれるのがうれしいですよね。
ふわっと光る優しい光もおすすめです。
まとめ
今回は、「金魚の屋外飼育にはなごみ池水槽&ウォータークリーナー憩Rがおすすめ!ベランダでも簡単に飼育できる容器の作り方とは」について解説しました。
子供の成長には、生きものを育てるという命の大切さを実際に感じ取ることが大切です。
もし夏祭りで金魚を持って帰ってきた場合には、ぜひ育ててみてください。
室内でも問題ないですが、手間を考えると屋外水槽や池で育てることをおすすめします。
ぜひ、参考にしてくださいね。