【体験談】上の子が下の子を押したり蹴ったり叩いたりする時の対処法2選

上の子が下の子を押したり蹴ったり叩いたりする時は、なぜ叩くのか?を考えてみよう!

こんにちは、子育てブロガーのギンパパです。

今回は、長男(上の子)が妹(下の子)を押したり蹴ったり叩いたりして困っている方向けに、実際に我が家がとった対処方法とその効果について解説しています。

「アドラー式子育て」の目的論をベースに考えた方法なので、イヤイヤ期の子供が言うことを聞かないと悩んでいる方にもおすすめの記事です。

是非参考にしてくださいね。

この記事でわかること
  1. 上の子が下の子を叩いたり蹴ったりしなくなる方法
  2. イヤイヤ期の子供への対処方法
  3. 子供を注意して辛くならないための方法

対策方法2選へ(ジャンプ)

\子育てにはアドラーが役立ちます!/

 

何で下の子を叩くの?から始まった…

何で下の子を叩くの?から始まった…

我が家には、2歳6ヶ月の長男と7ヶ月の長女がいます。

早生まれと遅生まれの年子です。

最近長男の赤ちゃん返り&イヤイヤ期が始まってきたため、毎日のように長女が長男のおもちゃを触ったりすると、長男が下の子(妹)を突き飛ばしたり顔を叩いたり、頭を叩いたりしています。

ついつい長男を注意してしまい、長男・長女ともギャン泣き。

この光景が最近続いています。

正直、長男には弱い者を守れる、優しくて強くたくましく育ってほしい願っていますが、どうも治りません。

どうすればいいのか?と悩んでいるときに、アドラー式子育てに出会いました。

アドラー式子育てって何!?

アドラーとは?

アドラーの本名は、「アルフレッド・アドラー」。

オーストリア出身の精神科医で、有名な自己啓発本「嫌われる勇気」の著者です。

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嫌われる勇気を読んで、「目的論・課題の分離」が衝撃的でした。

今でも愛読している良書です。

ギンパパ

アドラー式子育てのポイント

アドラー式子育てのポイントを2つあげるとする事下記の2点です。

ポイント
  • なぜそうなったのか?という原因ではなく目的を重視する(原因があるから行動するのではなく、何らかの目的のために行動するという考え方)
  • 褒めるのではなく勇気づけをする(ありのままの相手を尊重し、気持ちに寄り添って共感することで困難を乗り越える力を与えるという考え方)

このポイントを踏まえて、長男が妹を叩いたりするのかについてみていきましょう。

アドラー式子育てを踏まえて下の子を叩く兄にどう対応したらいいのか?

アドラー式子育てを踏まえてどう対応したらいいのか?

下の子を叩く目的を考えてみた

アドラー式子育てでは、原因ではなく目的を考えます。

なぜ長男が妹を叩いてしまうのか?

ついつい弱い立場の妹視点で考えてしまって、悪いのは息子だと決めつけて注意してしまいますが、どうして息子が叩いてしまうのか?という視点で考えるのはとても新鮮でした。

するとするとこんな考えが浮かんできました。

なぜ妹を叩いてしまう目的は何か?
  • せっかくおもちゃで遊んでるのに邪魔しないで
  • 邪魔しないでって伝え方が分からない
  • パパママが妹が邪魔するのを止めてくれないから
  • あと少しで完成だったのにもう〜
  • 全部自分で遊びたかったのに

う〜ん。

これって、大人でもイラっとするときがあるよね。

しかも、やめて!って伝えたいけど伝え方が分からないって気持ちの現れだったんだ。

特に、遊びが楽しくなる3歳ごろの息子だからこそ、本当に腹が立ってしまったんですね。

何も伝えられない息子に申し訳なく感じました。

下の子を叩くのは正当な行動だった

下の子を叩くのは正当な行動だった

3歳児は自分で想像しながら楽しく遊べる頃だとも言われています。

子供は遊びを通して「想像力や集中力」を養います。

そんな時期だからこそ、せっかく集中していたのに、邪魔されると大人でもイラっとしてしまうのは当たり前かもしれません。

何となく息子が意思表示の方法は置いといて、怒ってしまったのには申し訳なくなりました。

ではどうすれば、息子が邪魔されずに楽しく遊べるのでしょうか?

イライラ期の息子がのびのび遊ぶための対策方法2選

1.ダイニングテーブルで遊ばせる

ダイニングテーブルで粘土遊び

遊びを邪魔されると感じてしまうエリアに、娘を近づけないのが最適です。

ただリビングやキッズルームを2分割できるようなスペースは、なかなか取れないですよね。

そんな場合でも、手軽にできるのはダイニングテーブルで遊ばせることです。

ダイニングテーブルだと、娘は手が届きません。

実際やってみると効果てき面。

ただ、食事前や片付けが結構大変になる場合も…。

2.ベビーサークルを設置する

ベビーサークル が完成

ダイニングテーブルが使えない場合は、キッズルームやリビングにベビーサークルを設置する方法です。

ベビーサークルを2つ設置できるような子供部屋やリビングがある方にはおすすめです。

おしゃれなベビーサークルの選び方!実際にifamを買って気づいた木製・プラスチック製ゲートのメリット・デメリットをブログでレビュー おしゃれなベビーサークルの選び方!実際にifamを買って気づいた木製・プラスチック製ゲートのメリット・デメリットをブログでレビュー

【体験談】下の子を近づけなかったら長男が叩いたりするのは無くなったのか?

長男が、下の子(妹)を突き飛ばしたり、叩くのを注意するのではなく、下の子(妹)を近づけなくしたらどうなったかというと、ズバリ解決しました。

飽きるまで遊ぶようになっています。

そして心が満たされたのか、下の子に向かって「一緒に遊ぼ」って言ったりします。

ただ、妹が長男の大切なおもちゃを触っていると、怒る場合があります。

それは自分のおもちゃが取られてしまうという危機感があるのかもしれないですね。

またかといって怒るのではなく、「せっかく遊んでいたのにごめんね」とか「おもちゃ勝手に触ってごめんね」とか言ってあげるようにしましょう。

安心して下の子のイタヅラも許容できるようになるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「【体験談】上の子が下の子を押したり蹴ったり叩いたりする時の対処法2選」について解説しました。

上の子が下の子を叩いたり、突き飛ばしたりして悩んでいるという話は意外とよく聞きますよね。

我が家も例外ではなく、イヤイヤ期絶頂期の息子は下の子を突き飛ばしていました。

そして、「コラ!」って怒るもんだから、上の子も下の子もギャン泣き。

そんな我が家も「アドラー式子育て」と出会う事で、100%とは言わないもののほぼ解決しました。

我が家と同じように、長男(上の子)が妹(下の子)を押したり蹴ったり叩いたり、子供が言うことを聞かないと悩んでいる方は、是非アドラー式子育てについて調べてみてください。

詳しく知りたい方は、この本がおすすめです。

\子育てに大活躍/