家庭菜園初心者でも簡単に育てるなら玉ねぎから初めてみよう!
こんにちは、マイホームブロガーのギンパパです。
家庭菜園でも10月〜11月頃に育てられるおすすめの野菜といえば、玉ねぎです。
苗植えするだけで、ほぼほったらかしでも収穫できるほど、初心者でも簡単に育てられます。
ただ、pHや土作り、黒マルチをしなければいけないなど、初心者にとっては何から始めればいいのか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、僕が実際に家庭菜園で玉ねぎを土作りから、苗植え、収穫まで1年を通して実践して分かった、うまく育てられるポイントを写真付きで紹介しています。
収穫後保存できる数少ない野菜だからこそ、たくさん育てても無駄ではありません!
是非、家庭菜園で玉ねぎを育ててみようかな?って思った方は、是非チャレンジしてくださいね。
- 10〜11月頃に苗植えできる野菜を探している
- 家庭菜園で玉ねぎを育ててみたい
- 美味しい玉ねぎを作る、土作りや収穫するポイントを知りたい
目次
玉ねぎを家庭菜園で失敗しない大切な5つのポイント
玉ねぎを育てるために大切なポイントは大きく分けて5つです。
このポイントさえ押さえておけば、家庭菜園でもほったらかしの栽培方法でも大丈夫。
そのポイントについて写真付きで解説していきます。
1.まずは大切な土作りから始めよう!
玉ねぎだけでなく全ての野菜の基本「土作り」。
植え付けの3週間前くらいに、堆肥を入れて混ぜ込んでふかふかの土にします。
堆肥には、牛糞堆肥やバーク堆肥などがありますが、牛糞堆肥が使いやすく安いのでおすすめです。
1週間ほど放置した後に、苦土石灰を撒きます。
家庭菜園を始めたばかりの初心者の方って、あまり酸性やアルカリ性の土壌について気にされないですが、これは大間違い!
玉ねぎは酸性の土壌を嫌うという事。
肥料の有無よりも、土壌のpHってとっても大切なんです。
実際に、簡単に育てられるって有名な「ラディッシュ(二十日大根)」を、pHを変えたプランターでテストした結果がこれ!
へえー。
野菜って、pHを間違うと育たないんですね。酸性とアルカリ性の土を作って一ヶ月テストしてみました。
これは大きな収穫。 pic.twitter.com/GEai5Sl1E4
— ギンイズム@rninetracer (@GINIZM111) September 28, 2020
玉ねぎの推奨pHは、弱酸性〜中性。
まずは測定器でpHを測定してみましょう。
土壌のpHが酸性に偏ってたら「苦土石灰」を入れて調整してみましょう。
目安は1平方メートルあたり約150g程度です。
これを苗を植える2週間前までにやっておきます。
苦土石灰を蒔いた2週間後、元肥を入れます。
元肥は、玉ねぎ専用の化成肥料が簡単なのでおすすめです。
ただ、僕は無農薬有機栽培にこだわっているので、化成肥料は使いません!
僕が使う肥料は、有機肥料の鶏糞ペレットだけ。
苗を植える1週間前に、鶏糞ペレットを苦土石灰と同じように蒔いて、耕しておきます。
鍬で耕すのもいいですが、菜園君などの耕耘機があると便利ですよ。
\耕運機を使えば土がふかふかになるよ/
家庭菜園におすすめのミニ耕運機(電動耕うん機)なら菜援くん800WGCV-110!パワーや騒音など使用感をレビュー2.霜対策・保温保湿のために黒マルチを貼ろう!
元肥を蒔いて1週間放置したら黒マルチを貼っていきます。
この時、玉ねぎ用に初めから穴が空いているタイプを選べば、上からかぶせるだけなのでおすすめです。
黒マルチを貼らない方法もありますが、霜対策・保温対策には黒マルチがほんと手軽でおすすめです。
黒マルチがあるだけで、草引きをする手間もほぼ必要なくなるので、ほったらかし栽培をしたい方にとっては、必ずやってくださいね。
3.玉ねぎの苗を植えよう!
玉ねぎの苗を植えていきます。
種から育苗して、植え付ける方法もありますが意外と大変なので、苗を買って植えた方が簡単です。
田舎なら、ホームセンターで購入できます。
インターネットなら、こだわりの苗を購入できます。
先端が少し枯れてても、根っこが元気なら大きく育ってくれるので、あまり神経質になる必要はありません。
マルチの中心に、棒で穴をあけ苗を植えていきます。
植えた後は、適度に土を被せてあげましょう。
ここまでの作業を、11月上旬〜中旬くらいまでに完了させます。
4.追肥は1〜2回で十分
玉ねぎを大きく・美味しく育てるために追肥を行います。
追肥は、玉ねぎ専用の化成肥料か鶏糞ペレットを使います。
追肥と言っても、植えた1ヶ月ほど経った12月中旬と、春先3月頃にするだけで大丈夫。
僕は追肥も、鶏糞ペレットをパラパラと蒔くだけ。
春頃には、ほぼ何もしなくても、これくらいには成長します。
後は放置して、収穫時期を待ちます。
5.茎の状態をみて収穫
5月頃になると、畑には大きく育った茎がビッシリ。
根元には、玉ねぎが出てきているのが分かると思います。
収穫したい気持ちを我慢しながら、茎が倒れるのを待ちます。
約8割の茎が倒れたら念願の収穫!
茎を持って引っこ抜きましょう。
初めての家庭菜園で、たくさんの紫玉ねぎができました(^^)
単純に植え過ぎや、土づくりが甘かった反省点もありますが、これだけできたら上出来だね(^^) pic.twitter.com/YxErVlmQa8
— ギンイズム@rninetracer (@GINIZM111) June 13, 2020
玉ねぎの貯蔵・保管について
玉ねぎを収穫したらすぐに食べると美味しいですが、多分食べきれない量になると思うので、保存することをおすすめします。
品種にもよりますが、3〜6ヶ月ほど保存できるので、野菜ネットに入れて保存します。
野菜ネットは、保存にとっても便利なのでおすすめです。
新聞紙に包んで、風通しの良い所に置いておく方法でもいいですが、農家さんがやっているのは、茎を結んで日陰に干して貯蔵する方法です。
スペースの問題もあるので、使いやすい方法を試してみてください。
おすすめの玉ねぎの品種3選
赤玉ねぎ
赤玉ねぎは、サラダ用に最適な玉ねぎの品種です。
辛味、刺激臭が少ないので、そのままスライスしてサラダに混ぜる事で、彩りを鮮やかにすることができます。
貯蔵性も9月ごろまで行けるので、おすすめです。
ケル玉
ケル玉は、機能性成分である「ケルセチン」を従来の玉ねぎの約2倍含んでいる話題の、健康野菜です。
もみじ3号 晩生
晩生は、玉ねぎの王様と言われるほど形、貯蔵性に優れた品種です。
まずは晩生から始める方も多いほど、育てやすく人気の品種です。
取れたての玉ねぎでBBQをするのは、家庭菜園の醍醐味。
友人らが、美味しいって食べてくれるのは感慨深いですね。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、「【初心者向け】玉ねぎを家庭菜園で育ててみよう!苗から育てる為の土作りを写真付きで解説」について解説しました。
家庭菜園って難しいんじゃないの?玉ねぎ育ててみたいけど、黒マルチってなんだか難しそう…って、玉ねぎのイメージを払拭できたのではないかと思います。
玉ねぎは苗植えするタイミングが大切です。
是非、悩んでいる方はチャレンジしてみてくださいね。