新築を建てる前に、地鎮祭をするって知っていますか?初めてだから、何を準備すればいいのか、服装やいくら包めばいいのか気になりますよね。
そこで実際に1月11日大安吉日に地鎮祭をした僕の経験から、知っておけばよかったポイントやこうしたら良かったな…など、わかりやすく解説しています。
この記事は
- これから地鎮祭をしようと考えている方
- 地鎮祭の服装、初穂料はいくら包めばいいのか?
- 地鎮祭のマナーや当日の流れを知りたい方
そんなあなたに向けて書いています。
目次
ついに地鎮祭!マイホーム建築まであと少し
マイホームプランも結構イイ感じ
前回のブログで最終間取りが完了し、あとは金額交渉のみ。
【4回目】施工床面積40坪のバイクガレージのある平屋っぽい2階建っていくらかかるの?外壁とエクステリアの打ち合わせをしてきた
あれから調整を繰り返し、若干の追加費用で収まりそうです。本当にハウスメーカーさんに感謝です。
ほぼ建築が決定したので、購入していた土地の地鎮祭を行うことに。
そもそも地鎮祭って何?
地鎮祭は、土地の神様を祭る事で「家族の繁栄」「工事の無事と安全」を祈祷する神事です。
読み方は、「じちんさい」と読んでいます。
稀に「とこしずめのまつり」と呼ぶこともあるそうですね。
ちなみに、僕の地元では「じちんさい」と読んでいます。
では、どんなことするのか気になりますよね。
地鎮祭って何をするの?
地鎮祭は、氏神(うじがみ)様、産土神(うぶすながみ)様、鎮守神(ちんじゅがみ)様をお祀りする儀式です。
神事なので、進行は神主様がされます。
[jin-fusen3 text=”地鎮祭の神様について”]氏神 | 一族の守り神、守護神の事。住んでいる土地を守っている神様です。 |
---|---|
産土神 | 生まれた土地を守る神様のこと。 |
鎮守神 | 一定の地域や建物を守護するために祀られた神様のこと。 |
地鎮祭について、とても分かりやすい動画あるので、こちらを参考にしてくださいね。
[jin-fusen3 text=”僕も何度もみて予習しました”] [chat face=”base.png” name=”GINIZM” align=”right” border=”blue” bg=”blue” style=””]地域によっては若干風習が違う場合もあるので、当日神主様かららの指示を守ってくださいね。[/chat]実際に僕たちがやった、地鎮祭について紹介していきますね。
これで安心!地鎮祭に必要な3つのポイント
1:ハウスメーカーと日取りを決めよう!
まずは、地鎮祭を行う日程をハウスメーカーさんと調整していきます。
地鎮祭は神事なので、日取りは大切ですよね。やっぱり吉日にしたいもの。
僕は、地鎮祭にいいとされる大安を選びました。
- 大安:万事進んでよしの吉日。
- 先勝:午前は吉、午後は凶の日。
- 先負:午前は凶、午後は吉の日。
- 友引:朝晩は吉、昼は凶の日。
- 赤口:大凶の日 。
- 仏滅:俗に万事に凶の悪日。
また建築に関しては「三隣亡(さんりんぼう)」は、避けたほうがいい日と言われています。
地鎮祭に参加するのは、施工主とハウスメーカーと工事に携わる人ですので、全体の日程調整が必要となります。
今回は、僕と嫁さん、両親、ハウスメーカーの社長と営業さん、そして現場監督の計7名の日程調整ができた1月11日の大安に行うことにしました。
2:神主様に予約をしよう
ハウスメーカーとの日程調整ができたら、神主様に地鎮祭の予約に行きます。
ハウスメーカーさんによっては、全て段取りしてくれるところもあるみたいですが、僕は今後の繋がりも考えて、どうしてもその土地の氏神さんで地鎮祭をしたかったので、自分でお願いに行きました。
氏神さんは、Googleマップで、神社を調べればすぐにわかります。
今回は、地鎮祭の1ヶ月前だったこともあり快諾いただきました。また地鎮祭の進行や準備するものも細かく教えていただきました。
さらに、地域の風習やイベントなども、細かく教えていただけたことも本当に良かったです。
ちょうど年末だったこともあり、せっかくなら初詣にもおいでって声をかけてもらえたのも嬉しかったです。
[chat face=”base.png” name=”GINIZM” align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=””]もちろん初詣にも行きました。ちゃんと顔も覚えていただいてたこと、地域の重役の方にも紹介していただけたのが、とても心強かったです。せっかく地鎮祭するなら、自分で地鎮祭の予約するのがおすすめです。[/chat]
3:必要なものは地鎮祭前日までに準備しよう
地鎮祭の日取りが決まれば、あとは必要なものを準備するだけですね。
- 初穂料
- お車代
- お土産
この3つを準備します。
初穂料は、地域によってバラバラですが、基本的には2〜5万円が相場と言われています。
僕が土地を購入した地域では、2〜3万円が相場だと宮司さんに教えてもらいました。
[jin-iconbox07]初穂料などは、結び切りではない蝶結びタイプがおすすめ[/jin-iconbox07]初穂料に加え、お車代(5,000円)+お土産を準備します。
お土産は、よくある洗剤セットを準備しました。
宮司さん以外の、ハウスメーカーや工事関係者の方にお礼を渡す必要ありません。
いざ当日、地鎮祭の流れとは?
どんな服装で行けばいいの?
地鎮祭当日は、開始1時間ほど前に行きました。
服装は自由と言われましたが、スーツを着て行きました。
親はジャケパンスタイルです。
1時間前につきましたが、すでにハウスメーカーの方が、テントを張って準備してくれていました。
軽く挨拶をし、見てるだけ。
開始30分ほど前には、宮司さんも来られ祭壇・お供え物を準備されます。
開始10分前には、準備が完了。
地鎮祭の準備が整うとこんな感じです。
ここで、宮司さんから、地鎮祭の流れと出番について教わりました。
地鎮祭の流れと出番とは?
地鎮祭は、僕が施主となるため「3つの出番」があります。
まず1つ目は、盛り土に鍬を入れる「地鎮の儀」です。
エイ・エイ・エイ!と大きな声をかけて、3回盛り土を崩します。
僕の地域では、1回目のエイで、左に。
2回目のエイで右に。
3回目のエイで左に盛り土を鍬で掘ります。
僕が鍬入れの儀で掘った穴に、施工主さんが神主様に祈祷してもらった「鎮物」を埋め、再度エイエイエイと声をかけて、埋めなおします。
2つ目は、玉串奉典を行います。
玉串を奉納し、二礼二拍手一礼します。
3つ目は、四方祓を行います。
四方祓いは、宮司さんの後ろについて4隅を回ります。
[chat face=”base.png” name=”GINIZM” align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=””]初めてでも、宮司さんに丁寧に教えてもらえるので心配することはありません。僕は、youtubeで予習していたので、すんなりとできました。[/chat]
お礼・お見送りのポイントとは?
地鎮祭が終わると、すぐに片付けが始まります。
地鎮祭でお祀りした、お札をあづかります。このお札は、上棟祭で使用するので、それまで自宅の神棚にお祀りするみたいですね。
宮司さんはすぐに戻られますので、このタイミングで「初穂料・お車代:お土産」を納めます。
この際、注意しないといけないのが手で渡さないこと。
僕は、前日に親からふくさを使って渡すように!と教わりましたが、結局はYoutube頼り。
[jin-fusen3 text=”ふくさはこれ”]宮司さんが帰られたあとは、ハウスメーカーさんがテント等全て片付けられます。
盛り土のみそこに残っている感じです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「地鎮祭をしました!知っておきたい地鎮祭の流れと服装・お礼の費用とは?」について紹介しました。
最近は、地鎮祭をしない方も多いみたいですが、僕はして本当に良かったと思います。
信仰の意味だけでなく、地鎮祭をすることで工事関係者との顔合わせができたこと、今後地域の神事で神主様とは顔を合わせることになるので、その繋がりができたことも良かったと思います。
地鎮祭をしようかどうしようか悩んでいる方は、是非参考にしてもらえると嬉しいです。