子供の知育にいいと言われる、砂場遊び。
自宅にも作りたいと思って楽天やアマゾンで探すと、プラスチック製や木製のものなど、いろんな種類・材質の商品が販売されていますよね。
ただ、実際購入しようとすると、価格が高かったり質感が悪そうだったり、耐久性が心配だってレビューをよく目にします。
でも1からDIYで砂場を作ろうとしたら、やり方が分からないし上手くできるか不安という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、僕が子供用の屋外砂場をDIYするのにどうして塩ビパイプを選んのか?その理由を解説しながら、自宅でできる作り方やかかった費用、塗装の手順を写真付きで紹介していきます。
塩ビパイプで砂場を作ってある事例は僕は見たことがありませんでした。
だからこそ、塩ビパイプで砂場作ってみたいな!って思った方は、是非DIYにチャレンジしてみてくださいね。
- 子供の砂場をDIYしてみたい方
- どうやって砂場を作ればいいか作り方を知りたい方
- 材料費を抑えて安く砂場を作りたい方
- 塩ビパイプで砂場を作ってみたい方
そんなあなたの知りたい情報を書いています!
子供が楽しめる家庭用砂場でオススメのものってある?
子供用砂場って結構高額なんだー
砂場遊びって知育にいいんだってのを知ってから、試しに公園の砂場にいったら1時間程夢中になって遊んでる姿をみて…。
パパ買ってやるよ!
って、息子に砂場をプレゼントする気満々でネットを見ると…。
あまりパッとするものが無いんですよね。
大きさが中途半端だったり、耐久性が無い木製のものだったり。
木製って腐ったり体に良くない防腐剤「クレオソート」が塗られてるって聞くし。
だからまず作ったのが、トロ舟80サイズの簡易砂場。
子供が遊ぶからこそ、抗菌砂にこだわりましょう。
風が吹いても巻き上がらないし、型枠遊びにも使える。最高の砂場が完成です。
プラ舟80で砂場は十分かも。#オリジナル写真 #砂場遊び #砂場diy https://t.co/xwQi53anrY
— ギンイズム (@GINIZM111) November 5, 2020
大きさも50cm×80cmと、子供が遊ぶには十分。
トロ舟80に、抗菌砂5袋入れてみました。
でも、楽しく遊んでくれているものの、子供が砂場に座って遊ぶわけでもなく、ずっと立って砂遊びしてるのも違うかな?って思うようになって。
よし、本格的な砂場をDIYしてやろか!って、砂場作りをはじめました。
みんな子供用砂場ってどうDIYしてるの?
まずは情報取集。
インスタやRoomClipで検索しながら、イメージにあるものをいくつかピックアップ。
特に多かった砂場DIYがこれ。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
妻にこれのどれがいい?って聞くと…的確な意見が返ってきました。
で、何で砂場を作ればいいんだ?
ってゴム製の砂場ってDIYどころじゃ無いし、思ったよりも高額…。
そこでとっさの一言。
って言ったものの、実際いいアイデアは持ってないしから、とりあえずホームセンターに言ってみよう。
って近くのホームセンターに行って、店内をぐるぐる回ってるとふと閃きました。
これだ!
面白い事閃いた。
やりたいと思ったら即行動。塩ビ配管をホームセンターでカット中。何作るか当てた人、すごい。 pic.twitter.com/Mwf7BY8lIQ
— ギンイズム (@GINIZM111) December 13, 2020
塩ビパイプで格安砂場DIYをヒラメク
塩ビパイプって何?
塩ビパイプは、塩ビ管とも言ったりして、住宅の給排水用の管として使われていますよね。
正式名称は「硬質ポリ塩化ビニル管」っていうみたい。
耐水性があって、気候変動に強くて劣化に強い。
そして何と言っても、「安い」のが魅力。
もちろん、塩ビ管なので耐熱性(60度程度)がなかったり耐衝撃性がなかったりしますが、子供が遊ぶ程度なので全く問題なし。
ちなみに、規定では耐圧性0.8MPaということなので、「8kg/c㎡」まで耐圧性はあります。
塩ビパイプはDIYで大人気
塩ビパイプってカッコ悪そう…ってイメージを持つ人も多いかもしれませんが、それは間違い!
塩ビパイプって塗装しやすくて、DIY向きなんですよね。
特に最近人気なのが、アイアン塗料を使ったアイアン風に加工するDIYです。
この投稿をInstagramで見る
ここまですると塩ビパイプには見えないですよね。
この投稿をInstagramで見る
塩ビ配管が、男前インテリアに早変わり。
こんな感じで、塩ビパイプDIYってかなりおしゃれになる可能性があるんですよね。
ホームセンターの材料(塩ビパイプ)だけで子供用砂場をDIYしてみた
塩ビパイプを安く購入
まず材料を揃えます。
一番安く仕上げるには、ホームセンターに買いに行くのがおすすめですが、近くにホームセンターがなければ通販でも問題ありません。
そもそも格安の材料なので。
まずは下記の8つの材料を集めましょう。
これだけあれば十分。
ホームセンターで塩ビパイプを購入してそのままカット

まずホームセンターの塩ビパイプコーナーで塩ビパイプ4mを購入。
1本1,580円でした。

続いて、エルボー。

VUエルボは、1つ368円なので合計1,472円。
4mの塩ビパイプなんて持って帰れないので、そのまま加工していきます。

使う道具は、ノコギリ。

めちゃくちゃ簡単にカットできます。

ちなみに僕がカットしたサイズはこちら。
これくらいの大きさなら、持って帰れますよね。
塩ビパイプ砂場枠をセットしていきましょう

まず購入してきた塩ビパイプの位置決めをします。

砂場を設置する場所の砂利を取り除いていきます。
これが思ったよりも大変な作業…。
真冬にも関わらず、汗だく…

砂場のスペースができました。
続いて防草シートを広げます。

続いて、塗装が剥がれ内容に塩ビパイプの下地処理を行います。

使うのは、曲面にも使いやすいスポンジ研磨シート。
ツルツルの塩ビパイプの表面を削っていきます。

表面が白くなるまでこすり続けます。

だいたいこれくらい削れたら完成。

次に、塩ビパイプ用の接着剤「タフダイン」を使って、塩ビパイプとエルボを2本ずつくっつけます。


2本ずつの塩ビパイプが固定できたら、片方だけ砂場スペースに置いてみます。

置いた塩ビパイプの中に、退けておいた砕石を入れていきます。

塩ビパイプは軽くてすぐに動いてしまうので、砕石を入れて固定します。
砕石を入れることで使わない砕石を捨てる必要もないので、一石二鳥。

固定した2組みの塩ビパイプに砂利を入れれたら、この2つをタフダインで固定します。

塩ビパイプの砂場枠のベースが完成。
砕石が入っているのでかなりずっしりとして、僕が押しても動く気配なし。

砂場枠と地面との間にスペースがあるので、外から砂を入れて砂が流れ出ないようにします。
さて続いて塗装前に脱脂をします。

コロナ渦ということもあって、自宅にはアルコールがたくさん。
手ピカスプレーで脱脂します。
続いて下地処理。

下地処理は、車用のプラサフを使いました。

プラサフは、雑に塗っても塗装に影響しないので、たれない程度に大まかにスプレーしていきます。
ちょうど1本使い切りました。
30分ほど放置したあと、ペンキを塗っていきます。

今回使用する塗料は、アレスアーチの「つや消し・アーチエメラルド」。
子供の教育には、モノトーンよりもカラフルなものがいいみたい。

アレスアーチのアーチエメラルドを塗布していきます。

全体を塗り終えました。
このアレスアーチの水性ペンキは、素人が塗っても様になるようにできていて失敗がありません。
重ね塗りするごとに色味が変わって、アイアン塗料のようなレトロ感が出てかなりおすすめです。
ここから1時間ほど乾かして次の作業に映ります。

塗料が乾いたことを確認して、砂利を埋め戻します。
そして抗菌砂を入れていきます。
このサイズだと抗菌砂15kgが10袋入りました。
塩ビパイプの砂場が完成!
作業開始から半日。
塩ビパイプの砂場が完成しました。

予想以上の出来栄え。
ぱっと見、塩ビパイプには見えないみたい。
妻が絶賛してくれました。
塩ビパイプで砂場DIYをするって言った時は、塩ビパイプだと滑るんじゃない?って言ってましたが、ヤスリと塗装で上手く回避することが出来ました。
懸念してた安全面も無事クリア。

これで念願の自宅で砂場遊びが出来ます。
砂場枠のサイズは150cm×110cm。

子供3人が入っても遊べますね。
砂場の蓋はプラダンがおすすめ
最後は動物よけの蓋を作って、砂場DIYは完成です。
蓋は、軽くて防水効果があるプラダンをカットして作りました。

砂場のサイズに合わせてカットするだけ。

安全の為に、4隅だけ丸くカットしています。
砂場DIYにかかった費用
塩ビパイプの砂場をDIYするのにかかった費用を紹介していきます。
砂場枠だけでいうと、6,291円とかなり格安で作れたので大満足。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「子供用の屋外砂場を塩ビパイプでDIYしてみた!自宅でできる作り方や費用、塗装の手順をブログでレビュー」についてレビューしました。
子供の砂場遊びは、知育にもとてもいい刺激になる遊びの1つ。
自宅で砂場遊びができるのは、衛生面でもほんとおすすめです。
今までいいサイズの砂場がなかったり、値段が高かったからと諦めてた方は、今回紹介した塩ビパイプを使った砂場なら作れると思います。
是非、安くて安全な塩ビパイプの砂場DIYにチャレンジしてみてくださいね。