駐車場コンクリートの黒ずみ、汚れ除去、サビやブロック塀の白樺防止に効果的と話題のアクアシール200S。
コンクリートの黒ずみ汚れ除去には高圧洗浄機がいいというものの、表面がボロボロになるし、漂白剤(ハイター)や重曹をかけてデッキブラシで擦る方法は大変。
コンクリートの黒ずみもあまり取れず、業者にお願いしても、見積もり料金は高いし!って放ったらかしになる気持ちもわかります。
だからって、何もしないのは絶対NGです!
そこでこの記事では、個人のDIYでもコンクリートの黒ずみを防いで、新築状態がキープできる防水剤「アクアシール200S」を使って、実際の防水効果や塗布の方法、僕がやってしまった失敗談なども紹介しているので、是非参考にしてくださいね。
- 新築を建てたばかりの方
- コンクリートの黒ずみを撮りたい方
- コンクリートの撥水力を高めたい方
- アクアシール200Sの口コミを知りたい方
そんなあなたに向けて書いています。
新しいコンクリートはアクアシール200Sで防水対策をやっておこう
コンクリートの白さって持たないの?
憧れのマイホーム。
いざ、新居に住んでみると慣れないばかり。
毎日の家事や週末のDIYに追われて、気がつけば1年経ってたなんてことはみんなも経験したことありますよね。
ふと、時間の余裕ができた頃にコンクリートを見てみると…。
え、え!?
コンクリートって、こんな黒かったっけ?って驚くほど、汚れが染み付く場合があります。
ほんとコンクリートって、施工当初はとっても綺麗ですが、いつの間にか真っ黒になってる家がほとんどなんです。
しかも玄関アプローチだったり、駐車場だったりと、あまり古さを感じさせたくないところが黒ずんだりするんですよね。
駐車場のコンクリートってどうして黒ずむの?
ところで、どうしてコンクリートって黒ずむか知っていますか?
それは…。
「雨水による汚れ」です。
雨水ってそんなに黒く汚れてる?って疑問に思ったあなた!
正解です。
もっと詳しくいうと、雨水の汚れではなく、空気中の汚れが雨水と一緒にコンクリートに染み込んでコンクリートを汚していくんですね。
ここで簡単に空気中の汚れと言いましたが、詳しくいうと下記の5つの物質が関係しています。
硫黄酸化物 | 石油や石炭が燃えるときみ発生する物質で、酸性雨の原因にもなると言われています。 |
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光化学オキシダント | 光化学オキシダントは、揮発性有機化合物が紫外線と光化学反応を起こして発生します。窒素酸化物や建材によく含まれています。 |
窒素酸化物 | 窒素酸化物は、燃料を燃やす時に多く出るため、自動車の排気ガスなどには注意ですね。 |
粒子状物質 | 工場などの煙や鉱物などから発生する粉塵のことです。 |
浮遊粒子状物質項 | 窒素酸化物でも説明しましたが、自動車の排気ガスなどによっても発生します。 |
ざっとコンクリートの黒ずみに影響を及ぼす物質を紹介しましたが、特に問題なのが、酸性雨の原因にもなる「硫黄酸化物」と「窒素酸化物」です。
その理由は、コンクリートはアルカリ性で、かつセメント・水・砂利で作られているため酸と化学反応して溶けやすくなるからです。
そんなコンクリートの黒ずみ汚れも、全く落とせないわけではありません。
家庭でもできる黒ずみ汚れの落とし方
コンクリートの黒ずみって取れないって諦めていませんか?
ネットでは、スプレーボトルを用意して漂白剤をふりかけて、デッキブラシでこすりましょう!とか、それほど効果がないのに、労力がかかる方法ばかりが紹介されています。
でも、ほんと大変だし、時間の無駄!
じゃ〜どうすればいいのか?っていうと、もうこれ一択!
高圧洗浄機を使う!に限ります。
高圧洗浄機って初めて聞いた方もいるかもしれないので、わかりやすい動画を紹介します。
高圧洗浄機の効果みてびっくりしませんか?
実際、自分でやるともっと感動すると思いますよね!だってこれだけの広さをたった20分で綺麗にできるんだから。
この動画で紹介されてるのは、高圧洗浄機のメーカー「ケルヒャー」の中でも、トップクラスのK5です。
僕が購入したのもオススメするのは、ケルヒャーK5です。
ケルヒャーK5は、駐車場などの広いエリアで使用するのに便利な「テラスクリーナーT350」がついているのでお得です。
テラスクリーナーなら、水しぶきが飛び散らないから、家の周りや車の近く・近所が近い場合でも気にせず使えて便利です。
実際に使ってみるとこんな感じで取れていきます。
テラスクリーナーだけでもある程度綺麗になります。
このタイプは、西日本用と東日本用の2種類があるので要注意!
高圧洗浄機は、一家に1台あれば、駐車場の黒ずみ落としから、車やバイクの洗車にも使えてオススメです。
とっても簡単!って思うのはまだ早い!
実は、高圧洗浄機を使わなくても、小さなコンクリートエリアの黒ずみを取る方法もあります。
手軽にコンクリートのタイヤ痕が取れると人気です。
でもそもそも黒ずみを防げる方法が一番いいよね!ってことで調べるとありました。
コンクリートの黒ずみを防ぐ方法、それがこれ!
アクアシール200Sを駐車場コンクリートに塗ってみよう
コンクリート用防水剤・アクアシール200Sってなに?
コンクリートの黒ずみを防ぐには、大同塗料さんから出ている「アクアシール200S」を使って、コンクリートの質感そのままに、コンクリートを撥水仕様にすればいいんです。
黒ずんだら除去する高圧洗浄機よりも全然簡単!
それ実現するのが、コンクリート用防水剤です。
これさえ塗っていれば、水がコンクリートに染み込むこともなくなり、黒ずみを防ぐことができます。
でも、塗料を塗るのって難しいでしょ!って思ったあなた。
実際に、僕が新築の駐車場コンクリートに「アクアシール200S」を塗布してみたので、本当に水を弾くのか?
個人のDIYでも塗布できるのか?レビューしていきます。
アクアシール200S塗布で準備するもの
コンクリートを防水仕様にするためには、アクアシール200Sをコンクリートに塗布する必要があります。
まずは、ローラーですね。
ローラーだけでなく、ローラ受け皿も揃えなければいけないので、最初はセット品を購入した方が楽です。
アクアシール200Sの施工方法を解説
アクアシール200Sとペイントローラーセットの準備が整ったところで、塗布の下準備を始めましょう。
まず大切なことは、塗布から24時間以内の天気です。
アクアシール200Sは、塗布から乾燥まで約6時間必要です。この時間までに雨が降ったりすれば、塗料が水で流されて効果が激減する場合や、変色する可能性があるので24時間以内の降水確率30%以内の日を選びましょう。
天候に問題なければ、塗装を始めす。
まず、駐車場が乾いていることを確認し、ほうきやデッキブラシで汚れをとります。
そして、アクアシール200Sのキャップを外します。
そして、ローラー受け皿に、アクアシール200Sをいれます。
って、この時結構こぼしやすいんですよね。
だから一斗缶ノズルは絶対必要です。
僕は一斗缶のノズルを買いそびれたため、補充するのにとても苦労しました。
ローラー受け皿に、アクアシール200Sを補充したら、実際にローラーにつけて塗布していきましょう。

この防水剤は、比較的早く乾燥するので、要注意ですね。
特にすぐに乾いてしまうので、嬉しい反面、どこまで塗布したか分からなくなるんですよね。
だから塗装方法のコツとしては、満遍なく手際よく塗布することが大切です。

アクアシール200sは、駐車場コンクリートだけでなくコンクリート打ちっ放し塀やコンクリートブロック塀に塗布しても、意匠性が損なわれないのでおすすめです。

そのまま6時間・24時間後に最終チェックです。
コンクリートの上を水滴が転がって見えませんか?
これが、アクアシール200Sの撥水効果です。
防水性能が高いということは、汚れがコンクリートに染み込みにくくなるんですね。
汚れた時も、水をかければ汚れも一緒に洗い流せるので、一石二鳥。
ほんと、アクアシール200Sはおすすめです。
アクアシール200Sの耐用年数ってどれくらい?
アクアシール200Sの防水性能って、どれくらい持つのでしょうか?耐用年数の記載もあまりないので、すぐ劣化しないかって気になりますよね。
そこで、正確な耐用年数ではありませんが、公式サイトには、アクアシールの性能テストのデータが表示されています。

特に天然暴露試験データでは、塗布から5年ほどで吸水比が倍になりますが、それでも無塗装と比べた場合、半分以下の吸水率を誇っています。
つまり、耐用年数は10年で、10年毎の定期的な塗り直しがいいかもしれませんね。
これだけは注意!アクアシール200Sのデメリット
今までアクアシール200Sのメリットばかりをお伝えしましたが、実は施工後にあちゃ…失敗しちゃったなって公開ポイントもあります。
僕が実際にアクアシール200Sを施工して失敗したポイントを紹介します。
1:水勾配のないところは塗らないほうがいい!
アクアシール200Sを塗るとわかりますが、撥水力はほんとすごいですよ。
ちょっと水をかけると、こんなに水を弾きます。

実は、この撥水力!
通常、コンクリートは水勾配といって、約2%程度の水が流れるように傾斜がつけられているので、コンクリートは水は基本的には残らず、すべて綺麗に流れていってくれます。
2%の勾配は、1mで2cmほどの傾斜ですので、あまり分からないかもしれませんね。
この撥水力がメリットのアクアシール200Sですが、一部デメリットになってしまうことがあります。
それは、100%この水勾配ができているといいんですが、凹んでる部分があるとそこに水が集まってしまいます。
アクアシール200Sを使うと、綺麗にくぼみに水が溜まってしまうので、この水滴が乾燥するまで結構時間がかかります。
もしボコボコの駐車場に塗ろうとする場合は、勾配はチェックしたほうがいいかもしれません。
幸運にも、我が家は綺麗に左官屋さんが勾配をつけてくれてたので、後悔するほどではなかったけど、アクアシール200Sを塗布する前には、水勾配をチェックしたほうがいいかもしれません。
2:芝生に付着すると即枯れるので際は養生しよう
アクアシール200Sを塗布する途中に、芝生との隙間どうしようか…って悩んだものの、養生する道具を持っていなかったので、丁寧に塗布しました。
それでも、気になって芝生を確認したところ…。

ご覧の通り、コンクリートの周りの芝生は枯れてしまってました。
大切にしてた芝生だからめっちゃショックでした。
もし僕と同じように、コンクリートの端に芝生を植えているかたは、かからないようにちゃんとマスキングしたり養生したりしてくださいね。
3:塗りすぎは表面で固まるので要注意!
これは1の水勾配と関係するのですが、水がたまる箇所はアクアシール200Sもたまるって思っておきましょう。
とりあえず塗って放置していた箇所は、アクアシールが周りから集まってしまい、表面で硬化してしまいました。
別に問題はなさそうですが、その部分だけ「キュッキュ」って、なるので塗りすぎ注意です。
4:乾くまでは匂いがキツイので窓は閉めておこう
ニオイについては想定内でしたが、洗濯物を乾かすため窓を開けたまま作業をしてしまってたので、ニオイが家の中に充満してしまいました。
これは反省です。
塗布作業する周辺の窓はきちんと閉めておきましょう。
5:一斗缶ノズルは準備しておこう
これは、準備不足でしたね。
一斗缶って、キャップを外してローラー受け皿に入れるだけなので、きちんと入れられるかな?って思っていましたが、満タンに入っているとうまくいれられないものですね。
きっと、本職の方からすれば当たり前?かもしれませんが、ノズルをケチったので結構こぼしてしまいました。
もし一斗缶を使う場合は、一斗缶用ノズルは購入しておいたほうがいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「駐車場コンクリートの黒ずみ汚れ除去・ブロック塀の白樺予防にアクアシール200Sを塗ってみた!施工方法で注意するポイントとその撥水・防水効果の耐用年数とは」について紹介しました。
コンクリートって、新築の時の状態をキープすると、家も明るく見えていいんですが、反面、黒ずみがあると一気に暗く感じてしまうほど、外観に影響を与えますよね。
だからこそ、新築時の黒ずみ対策が必要になってきます。
是非、今回紹介したように、アクアシール200Sなどの防水剤を塗布し、定期的に塗り替えをして、明るく綺麗なコンクリートをキープしてみましょう。
手軽に塗る事ができる4Lタイプもおすすめです。
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