基礎コンクリート工事がスタート!戸建て住宅の施工主として施工不良を見分けるチェックポイントとは?

基礎コンクリート工事がスタート!戸建て住宅の施工主として施工不良を見分けるチェックポイントとは?

新築戸建ての基礎コンクリート工事は必ずチェック!顔出すれば施工不良が見分けられる

こんにちは、マイホームブロガーのギンパパです。

家は基礎が大切!ってよく聞くけど、戸建の基礎コンクリート工事って、どんなことをするか、知らないし見た事ないって人多いですよね。

でも、放ったらかしにするのは危険ですよ。

そこで今回は、戸建住宅の基礎コンクリート工事ってどんなことをするのか?初心者にもわかりやすいように、作業手順について解説しています。

家が建った後では分からない箇所なので、手抜き工事をされないために、施工主としてチェックするポイントも合わせて読んでくださいね。

この記事でわかること
  1. 戸建住宅の基礎コンクリート工事について知りたい人
  2. 施工主として基礎工事のチェックポイントを知りたい人
  3. 手抜き工事をされないポイントを知りたい人

ついに住宅戸建の基礎コンクリート工事がスタート

基礎コンクリートって何?

夫婦ライダーが作る、平屋風二階建てマイホームの工程表が完成し、5月16日に、工事が始まりました。

ついにマイホーム着工へ!工程表が完成し、建方に向けて表土処理が完了 ついにマイホーム着工へ!工程表が完成し、建方に向けて表土処理が完了

まだ2週間ですが、ほぼ基礎コンクリート工事は完成しました。

この基礎コンクリート工事って、あまり聞きなれない言葉ですよね。

基礎コンクリート工事は、家の土台になる部分を作る工事です。

家は基礎が肝心という言葉あるように、地盤沈下しないように、コンクリートでベタ基礎を作るとても重要な工事です。

どんな手順で工事をするのかみていきましょう。

基礎工事の工事手順

基礎工事には、大きく分けて6つの工程があります。

基礎工事のステップ
  1. 地業工事
  2. 湿気が上がらないように防湿シートを敷いて、捨てコンクリートを打設
  3. 鉄筋を配置する配筋工事
  4. 基礎ベース部分にコンクリート打設
  5. 基礎立ち上がり部分に型枠を組みます
  6. 基礎立ち上がり部分のコンクリート打設
まずは、基礎工事の前に「地業」と呼ぶ工事から始まります。

基礎が乗る部分を形状に合わせて掘っていき、掘ったところに石や砂利で固めます。

今回購入した土地は、地盤調査の結果地盤改良が必要ないとのことだったので、地業工事だけですみました。

完成したらこんな感じになります。

地業とう作業

地業工事が完了すれば、基礎工事に入ります。

地面からの湿気を防いで、家の土台が腐るのを防ぐために、地業工事した箇所に防湿シートを敷きます。

簡単にいうと、大きなビニールシートですね。

防湿シートをかぶせる

よく見ると水滴が結構ついているので、地盤って結構しめっているんですね。

その周りに捨てコンクリートを打設します。

捨てコンクリートが乾けば、型枠を組んで鉄筋を配置していきます。

型枠が大量に置かれています

基礎の型枠は、これを使うみたいですね。

基礎の型枠が完成

家の型に合わせて、基礎の型枠を作っていきます。

基礎ができると、家のイメージが見えてきましたね。

35坪の平屋風二階建てって、思ったよりも大きくてビックリしました。

鉄筋を入れる配筋作業

型枠に、鉄筋を配置する配筋という作業が完了しました。

そしてこの基礎ベース部分に、コンクリートを流し込む工事がこれ!

基礎コンクリートを打設

基礎の鉄筋が見事に隠れましたね。

そして、基礎立ち上がり部分に型枠を組んで、さらに鉄筋を配筋。

そして基礎立ち上がり部分のコンクリートを流し込みます。

ここまでできたらこんな感じになります。

基礎の立ち上がりにコンクリートを流し込む

基礎の立ち上がりにまで、しっかりとコンクリートが流し込まれています。

あとは、このまま養生します。

新築マイホームの工程表

工程表を見ると、この状態であと4日間養生するみたいですね。

養生が完了し、型枠が取れて完成!

基礎完成

基礎ができると、大分イメージができますね。

施工主としてチェックするポイント

ここまでの作業で、基礎工事は完了です。

作業中に、確認することができませんでしたが、仕事終わりに毎日チェックしにいっていました。

よく、基礎工事をチェックするなら

MEMO
  • しっかりと地業作業をしているか?
  • 基礎コンクリートの中に鉄筋を入れているか?
この2つは、家が建った後では確認できないから、よくチェックしたほうがいいよ!って聞きますよね。

この2つは、全く問題なかったのですが、その他に気になるところが出てきました。

それは…

  • コンクリートが濡れてても大丈夫なの?
  • 雨が降ってもそのままにしてていいの?

ということ。

でも、素人があまり口出すのもよくないと思い、質問する前にネットで検索すると…。

全く問題ないことがわかりました。

基本的に、コンクリートは乾きすぎると割れたりするので、濡れるぐらいがちょうどいいみたい。

でも、注意が必要!

それは、雨が降っているときにコンクリートを打設しないこと

それは、コンクリートって、あらかじめ水との配合バランスを計算されて、現場に運ばれるので、固まる前に雨水が入ると、そのバランスが変わって強度が弱くなることがあるみたい。

でも、そんなのプロからしたら当たり前らしく、基本的には、雨の打設はしないみたいですね。

僕が気になった、水たまりも表面が固まりだしたら、全く問題ないとのこと。

知らない事ばかりですが、気にして見るだけで勉強になりますね。

さすがプロ!と感心した3つのポイント

現場作業者の挨拶がとても丁寧

基礎工事ってどんなことするのかな?って気になって、毎日仕事終わりに見にいっている時に、何度か現場作業者の方に出会いましたが、とても愛想良かったです。

挨拶をキチンとしてもらえると、嬉しいですよね。

特に、近隣の方からの評価も良かったので、施工主としては大満足です。

整理整頓・5Sが徹底されている

基礎工事が始まってから、完成するまで散らかっているところを見たことがありません。

ほんと「整理整頓・5S」がキチンとされていました。

整理整頓・5Sがキチンとされている

施工主からすると、整理整頓や5Sが徹底してされていると安心ですよね。

僕も、日頃から整理整頓をしないと…って勉強になりました。

工期通りに実施されている

ハウスメーカーからもらった、工程表。

毎日見ていましたが、ほんとその工程表通りに作業が進んでいます。

天候の問題もあるかもしれませんが、予定通りに進むと気持ちいいですよね。

来週、型枠が外れたら基礎工事は完了です。

ほんと楽しみですよね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「基礎コンクリート工事がスタート!戸建て住宅の施工主として施工不良を見分けるチェックポイントとは?」について紹介しました。

初めての注文住宅って、いざ工事が始まるとどんな所を見れがいいのか?って気になる人って多いですよね。

特に、基礎工事はあとでは確認できない大切なポイントです。

是非、基礎工事でチェックするポイントなどを参考に、できる限り現場に足を運んでチェックしてくださいね。