芝生もいいけど、男前なドライガーデン(ロックガーデン)もいいよね!ということで始まった我が家の玄関周りの外構DIY。
でも、ドライガーデン(ロックガーデン)ってどうやって作るの?玄関周りを素人がやっても後悔しないの?など、不安だらけ。
きっとこの記事を検索して見つけたあなたも同じ気持ちかもしれませんね。
でもやってみれば大成功!
そこで今回は、実際に僕たち夫婦が、ドライガーデン(ロックガーデン)をDIYで作るのに専門家に聞いたり調べたりして、失敗しながらやり抜いた方法を紹介しています。
これから、DIYでドライガーデン(ロックガーデン)をやろうかどうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ドライガーデン(ロックガーデン)に憧れている方
- DIYで玄関周りをかっこよくしたい方
- かっこいいエスクテリアを考えている方
そんなあなたの疑問を解決します!
北側の芝生をめくってドライガーデンをDIYで作ってみた!
日当たりの悪い場所に芝生はNGだね
家を建てる時に、緑あふれる玄関って素敵だね。
ってことで、北側で半日陰になることはわかってましたが、きっと大丈夫だろうと、3坪ほどのスペースに芝生を植えることにしました。
芝生の土も入れて、下準備は完璧でした。
芝生を植えたばかりはこんな感じです。
しっかりと敷き詰めることができていましたが、冬を超えてみると…
手前の芝生以外は悲惨なことに。
右奥は枯れてしまってたので、植え替えて様子をみてみました。
でも、植え替えた芝生も茶色くなって枯れてしまいます。
これじゃ、せっかくの玄関の見栄えが良くない…。
どうしようか…って考えてると、奥さんから「おしゃれなドライガーデンを作ってみよう!」の一言が!
よし、それならDIYでやってみるか!と、ドライガーデン計画が始まりました。
そもそもドライガーデンってなに?
よくドライガーデンって聞きますが、そもそもドライガーデンって何なのか、いつもお世話になっている多肉植物のショップに聞いてみました。
人気なのは、サボテンやアガベ、ユッカロストラータと栗石です。
インスタで#ドライガーデン って調べると出てくるので参考にしてみてね。
調べると、めちゃくちゃおしゃれな写真ばかり出てきます。
調べるだけで、ワクワクしてきます。
考えると同時に動きたくなる性格なので、即DIYをすることに。
DIYで始めるドライガーデン
ドライガーデンまでの手順をみてみよう!
まずドライガーデンってどうやったらできるのでしょうか?
我が家の場合は、芝生を剥がす作業から始まるので結構工程は多くなります。
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手順1芝生をめくろう芝生を1つ1つめくっていきます。
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手順1シンボルツリーを植える穴を掘ろうシンボルツリーを植える穴を掘っていきます。この時に必要に応じて土壌改良もしておきます
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手順3防草シートを敷こうより手間がかからないように防草シートを敷いて草が生えてこないようにします
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手順4栗石を敷き詰めようドライガーデンのポイント!栗石を敷き詰めていきます
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手順5完成ドライガーデンが完成!
ドライガーデンに必要なもの
まず今回、ドライガーデン施工をすのに必要になったもの、かかった費用を紹介します。
- スコップ(元からあった)
- 防草シート(1,000円位)
- 栗石2t(4,000円)
- ドラセナ・ニオイシュロラン(10,000円)
- ユッカ・ロストラータ(30,000円)
- 腐葉土 3袋(600円)
- 花と野菜の土(2000円)
照明は、初めからあったのでこれだけで十分です。
費用にして、ざっと45,000円ほど。
めちゃくちゃ安くないですか?
もちろん労力はかなりかかります。
もし自分でやりたくない方は、外構業者に依頼するのがいいかもしれませんね。
栗石の移動とか、運搬とか結構大変でした…。
まずは芝生をめくって行こう
まずは芝生を綺麗にめくっていきます。
芝生をめくった写真を取り忘れてたので、元の写真を掲載しています。
ただ、芝生をめくるとかなりのヤスデがいました。
サイベーレを噴霧してたので、コンクリート周りに出てこれない分、芝生の中にいたのですね。
ヤスデがまとまっていると結構、ゾッとする光景ですよ。
手袋をして、芝生をめくっていきます。
シンボルツリーを植える穴を掘ろう
我が家の玄関周りは砕石で転圧されています。
この状態で木を植えても成長することは見込めないので、スコップで穴を掘ります。
ドラセナ・ニオイシュロランとユッカ・ロストラータを植える予定なので、直径1m深さ1mほどの穴を掘ります。
ただ粘土質と砂の土質だったので、腐葉土や花と野菜の土を入れて、土壌改良しました。
防草シートで地面を覆いましょう
穴が掘れたら、上から防草シートを敷いていきます。
防草シートはいろんな種類がありますが、透水タイプがおすすめです。
ホームセンターにもありますが、安いものだと草が防草シートを突き破って生えてきたり、雨が下に透水しなかったりと、耐用年数が短かったりするので、ネットで業務用のものを買うことをおすすめします。
防草シートを敷くポイントは、隙間を極力なくすこと。
防草シートと防草シートの間は、10cmほど重ねるながら、防草シート用のテープや杭をうまく使いながら、敷き詰めています。
ドライガーデンの主役シンボルツリーを植えよう

防草シートがうまく敷き詰めできたら、シンボルツリーを植えていきます。
今回植えたのは、この2つ。
ドラセナ・ニオイシュロラン
ユッカ・ロストラータ
アガベも植えたかったけど、トゲがあったりするので玄関には少し危ないかもしれないと思い今回は、植えませんでした。
ドライガーデンに適した植物は、湿気に弱いということで極力雨水が入らないように、波板で囲い、植える面を高くしています。
これはなんでもいいのですが、土が周りにこぼれたり流れ出ないものを選びましょう。
もともと傾斜が付いているので、雨水が掘った穴に集まるのを防ぐためです。
植えたあとは、しっかりと添え木(支柱)をすることも忘れないようにしましょう。
添え木のやり方も4通りほどありますが、今回は1本を使う方法でやりました。
植木に巻く部分には、杉皮シートなどを巻いて保護しておきましょう。
もし風が強い場所などは、八掛支柱をした方がいい場合もあります。
栗石を敷き詰めよう
シンボルツリーを植えることができたら、栗石を敷き詰めていきます。
コツは、全体のバランスを考えること!
我が家は、家に向かってボリュームがつくように、手前に小さな栗石を置いて、奥に向かって大きな栗石を置いています。
全部で2tほど使いましたが、結構な重労働。
ほんとパワースーツを買っておけばよかった。
隙間時間にしかできないから、夜になることもしばしば…

それでもコツコツと石を並べていくと…。
ついにドライガーデンの完成!

ついに完成しました!
我が家のドライガーデンです。
シンプルにするために、植えたシンボルツリーは、ドラセナ・ニオイシュロランと、ユッカロストラータの2本にしました。
栗石は、家が黒ガルバなので、モノトーンにするため兵庫県のものを使っています。
暖かい雰囲気が好きな方は、茶色系のものもおすすめです。
夜になると、いい感じでライトアップがされます。

雨が降ると、石が黒く光るのでさらに幻想的な雰囲気になります。
息子も完成したドライガーデンが大好きみたい!
息子もドライガーデンが好きみたい🤣
すぐに触りに行く… pic.twitter.com/WLQks4byZf— ギン@ginizm.com (@GINIZM111) June 20, 2020
ドライガーデンのDIY頑張った甲斐がありました。
失敗しないためのDIYポイントをご紹介
1:防草シートは高性能のものを選ぼう
防草シートって、何でもいいんじゃないかなと思い、近所のホームセンターで購入して使ってみましたが、全然水が染み込みません。
これだったらシンボルツリーが枯れてしまう…。
結局、ネットで買った防草シートに貼り直し、無駄なお金を使ってしまいました。
2:栗石を運ぶのに一人は腰の限界
栗石を一人で運ぶのは、ほんと腰を痛めます。
ってか、実際腰痛ベルトをしながら作業しましたが、腰痛のため一時作業を中断していました。
初めからパワースーツを購入しておけばと後悔するほど。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「日当たりの悪い場所に芝生を植えて後悔!DIYで芝生をめくりドライガーデン(ロックガーデン)を作ってみた」について紹介しました。
DIYって完成した時の満足感って半端ないですよね。
芝生からドライガーデンにしたことで、一気にリゾート感がUPし、毎朝見るのがワクワクします。
芝生からドライガーデンに変えたことで、芝生の管理の手間が激減しました。
やっぱり日陰になる場所には、あまり芝生はおすすめできませんね。
芝生を植えるなら、日当たりのいい南側がいいかも。
是非、参考にしてみてくださいね。