マイホームを建てる時に、太陽光パネルを検討する人って多いですよね。
特にオール電化だと災害時や停電時には、全く電気が使えなくなるのでないとソーラー発電はないと困りますよね。
でも、売電価格が下がった…とか壊れやすいなどの評判を聞くと、やっぱりいらないかな?って思ったりもしてしまいます。
そこで今回は、太陽光発電についての噂って本当なのか?本当に特にならないのか?など、専門家に詳しく教えてもらってきました。
長州産業とQセルズの発電シュミレーションも載せてます。
是非参考にしてくださいね。
- 太陽光発電を検討中の方
- 長州産業・Qセルズ・ソーラーフロンティアのパネルで悩んでいる方
- オール電化の家に住んでいる方
そんなあなたに向けて書いています。
目次
オール電化の停電対策に太陽光発電は必要かな?
太陽光発電パネルを導入しようか検討中
マイホームのプランも、だいぶん決まってきました。
今まで、ほんと色々ありました。
プラン変更を希望したり、追加オプションを入れてものの、予算オーバーを理由に削ったりと。
エクステリアって難しい…。外構にこだわって完全予算オーバーになった話最終的には、予算の関係上「タイルデッキ」と「カーポート」、「庭のオール芝生化」は断念。
その代わり…
- リクシルのセラミックキッチン「リシェルSi」にランクアップ
- シアタールーム用の電動スクリーンの追加
- バイクガレージ用のアプローチ作り
- コンクリート打ちっ放し仕上げの目隠し塀
- 玄関の壁紙をエコカラットに変更
- トイレを1.25畳に拡大
- 窓ガラスを全て防犯ガラスに変更
- リビング窓を2200mmx3500mmの2枚のFIX+ガラスドアに変更
そりゃ高くなるよね…って感じ。当初の予定よりかは予算オーバーですが、許容範囲内。
これからしっかり稼ぎまくります!
って、これとは別に太陽光発電も検討中なんです…。
どんなにお金かけるねん!ってなりますが、オール電化って停電時には何もできなくなるんですよね。
太陽光発電システムのパワーコンディショナ(パワコン)に付いている自立運転コンセントは合計1.5kwまで家電製品が使用できるんですよ。停電でも安心です。 鉄屋商事 0740-36-0054 #滋賀県 #高島市 #太陽光発電 #エコロジー #原発
— 滋賀県の太陽光発電|高島市の鉄屋商事 (@solar00tetsuya) 2019年3月1日
だから、太陽光発電は我が家にとっては必需品。
太陽光パネルってどれくらいするの?
ざっくり太陽光パネルを屋根にのせたい!って言ってみたものの、実際どれくらいの料金がかかるかって知らないんですよね。
友人は100万円くらいじゃない?って言ってたから、それくらいかな?って言う程度の知識です。
だったら、見積もりサイトを利用してみたら?ってことで、まずは見積もり依頼してみました。
まずは見積もり依頼をしてみよう
利用したサイトは、「タイナビ(太陽光発電導入ナビゲーション)」と言う、太陽光発電に特化した比較サイト。
太陽光見積りサイトNo.1みたいですね。
家庭用ソーラーパネルの導入の見積もり〜打ち合わせまで
まずは見積もり依頼をしよう
太陽光発電の一括見積もりサイトから、太陽光発電の見積もり申し込みをします。
設置場所や、屋根の種類、オール電化など選ぶ項目がありますので、選択していきます。
より詳しく書くと、より正確な発電プランを出してくれるので分かる方は、詳しく書いていきましょう。
僕の場合は、まだ打合せ段階だったので、設置住所とおよその決まってる設備を入力しました。
そして申し込みボタンを押すだけ。
数分経って、タイナビの方からお礼の電話とともに、どんな見積もり方法がいいかのヒヤリングがありました。
僕は何社も来られるのが面倒だったので、ちゃんと対応してくれる会社1社に見積もりして欲しいことを伝えると「新日本住設」と言う会社を紹介いただきました。
それ以降、勧誘電話などは一切ありません。
「タイナビ」 って結構しっかりしてるんですね。
まずは立面図を工務店に依頼しよう
しばらくして、知らない番号から着信。
「太陽光マイスターの新日本住設」さんですね。
自宅を教えるは嫌だったので、近くのカフェを指定。
それと同時に、立面図を欲しいと言われました。
立面図ってどんなものか知らなかったけど、ハウスメーカーに言うとあっさりくれました。
それがこれ。
簡単いいうと、構造がわかる家の図面ですね。
立面図をPDFにしてアップロード
ハウスメーカーから貰った立面図をPDFにして、メールに届いてたページからアップロードするだけ。
ほんとシステム化されて、とても簡単でした。
あとは、打合せ日を待つのみ。
実際に打ち合わせ
打合せの時間通り、担当の営業の方が来られました。
簡単に挨拶して、いざスタート。
まずは会社説明から入り…肝心の太陽光の話へ。
太陽光発電の仕組み自体知らなかったので、本当に1から詳しく教えてもらいました。
単結晶パネルとか…。
興味が出てきたところで、肝心の見積もりへ。
ソーラーパネルメーカーってどう選べばいいの?
提案されたソーラーパネルのメーカーは長州産業とQセルズ
まず提案されたソーラーパネルメーカーは「長州産業」と「Qセルズ」でした。
[2col-box] [2-left title=”長州産業” style=”1″]長州産業は、山口県のメーカーで、国内トップクラスの長期出力保証が魅力です。
[/2-left] [2-right title=”Qセルズ” style=”1″]Qセルズはドイツのメーカーで、2017年国内総出荷量1位を誇るメーカーです。
[/2-right] [/2col-box]シャープとか京セラあたりを提案させるのかな?って思ってたから意外でした。
理由と聞くと、売電価格が下がってるのであまり高いメーカーのソーラーパネルをあげても得にならないみたい。
顧客目線で提案してもらえるのは、嬉しいですよね。
肝心の見積もりは?
長州産業とQセルズの特徴を、一通り説明してもらって、いくらになるのか?と言うと。
メーカー | 長州産業 | Qセルズ |
---|---|---|
発電量 | 5Kw | 3.96Kw |
見積もり額 | ¥1,400,000 | ¥1,220,000 |
使用パネル | CS-250B61S | Q.PEAK XS-G5.1 165 |
金額だけで見ると、Qセルズが魅力的ですが発電量は、長州産業の方が上でした。
ちなみん発電量レポートはこんな感じで出してもらえます。
まずは、長州産業の発電量から。
次に、Qセルズの発電量をみてみましょう。
月間発電量の差は932kwhですが、金額に変換するとどれくらいでしょうか?
答えは、月々1,864円になります。
1年で22,365円、10年間で223,680円程の差になります。
って事は、長州産業のソーラーパネルの方がお得って事になりますね。
でも、どうして発電量が変わるの?
発電量が変わるのは性能だけじゃない?
太陽光の見積書で気になった、発電量の違い。
これは、単純に屋根に載せられるソーラーパネルのサイズに関係するみたい。
同じ性能でも、乗せられるソーラーパネルの枚数が多くなれば、それだけ発電量も上がりますよね。
立面図から計算したイメージはこんな感じ。
まずは長州産業から。
次はQセルズの太陽光パネル。
結果、高発電をより乗せられるのが長州産業のソーラーパネルだったみたいです。
結局、提案してもらわないと比較ができない
今回、太陽光発電について教えてもらう中でわかったのが、「提案してもらわないと比較ができない」と言うことでした。
よくある比較サイトから、1枚あたりの発電量が安いから、このメーカーのパネルがいい!って選んでしまうと、実際はもっといいものがあったのに…ってなりかねません。
立面図と所在地から、日照時間を計算し、発電量が最大になる組み合わせを知りたいなら、「タイナビ」のような、太陽光発電の一括見積もりサイトに依頼する方がいいですね。
ソーラーフロンティアっていいの?
今回提案いただいた、長州産業とQセルズのどちらにするのか?って悩んでると、友人から「ソーラーフロンティア」ってメーカーも、安くていいよ!って聞きました。
比較サイトをみてても、結構いいみたい。
そこで太陽光の営業さんに確認すると、ソーラーフロンティアの提案も考えたとのこと。
でも、積載枚数が長州産業に比べて少なくなるので、施工料金は安くなるが発電量も下がると言う回答に。
ほぼほぼ、長州産業に決まりそうですね。
太陽光発電で気になるポイント
新築の場合は、工事中につける方がいい!
太陽光発電パネルって、家の建築中にするのと完成して受け渡し後にするのとでは、どっちがいいの?って気になっていました。
その事を質問してみると…。
料金は変わらないけど、見た目が変わるって回答に。
工事中なら、太陽光パネルに繋がる配線を外壁内に入れ込めるので、見た目はスッキリするみたいですね。受け渡し後ならエアコンのように、見えにくくする程度しかできないとのこと。
ハウスメーカーから許可が出れば、建築中に配線工事ができる方がいいですよね。
売電価格が20円台でも費用は回収できるの?
現在、太陽光発電の売電価格は、26円(2019年3月1日現在)です。
太陽光パネル設置に伴う、補助金等はありません。そんな中、太陽光発電のコストって回収できるのでしょうか?
答えは回収できると言う結論に。
めちゃくちゃ稼げる訳ではないですが、およそ13年で回収。それ以降はプラスしかならない結果に。
もちろん、売電保証されてるのは10年間なのでそれ以降の買取価格は謎ですが、自宅で使用できる事を考えるとプラスになるんじゃないかな?
それに、太陽光発電の目的が売電目的でなく、停電時に困らないようにするためのなので全然ありかな?って。
本当にシュミレーション通りに発電するの?
僕も気になっていたポイントです。
異常気象なんかで、日照時間が短ければ損になるんじゃないかな?って。
でも心配無用でした。
今回提案いただいた、新日本住設さんでは「発電シュミレーション保証」と言うサービスがあって、シュミレーション通りに発電しない場合、10年間はその差額を保証してもらえると言うサービスです。
ってことは、シュミレーションにある売電価格はほぼ確定ってこと。
年間5kwの発電を10年間保証してくれるなら、発電するかしないかって悩む必要はありませんね。
実際の発電量を見ると、かなり発電していることがわかります。
太陽光発電5kWの発電量は?35坪新築住宅の電気代シュミレーションと売電収入、蓄電池が不要な理由をブログで公開!太陽光発電って壊れないの?
太陽光発電しようかなって言うと、すぐに壊れるんじゃないの?って言われることがあります。
実際はどうなんでしょうね?これも営業の方に聞くと、ソーラーパネルはなかなか壊れません!とのこと。
でも…。
パワーコンディショナは、15年ぐらいで壊れる可能性が高いって。
えらい正直ですね。
ちなみに1台2〜30万円くらいするみたい。きっと太陽光は壊れやすいってイメージは、このパワーコンディショナが壊れやすいって事なのかも知れませんね。
でも安心して下さい。
太陽光パネルも、壊れやすいパワーコンディショナも、自然災害15年保証や機器瑕疵15年保証で守られています。
つまり、壊れても無料で直してもらえる…ってことですよね。
パワーコンディショナは、15年ごとに交換するって思ってたら、それほど心配する必要はないかも知れませんね。
太陽光発電をすると電気代って安くなるの?
太陽光発電のメリットは、昼間発電できる電気代を売って、実質の電気代の費用を払えるというメリットはあります。
しかし発電しない時間帯は電気を購入しないといけないので、電気代そのものが安くなるわけではありません。
もし電気代を安くしたいのであれば、実際にどれくらい電気代を安くできるのか調べるサイトを利用するのもいいかもしれませんね。
ステイホームで電気代が上がった人必見!今すぐ家庭でできる節電効果おすすめの方法・エコグッズ10選ギンパパ
やっぱり相見積もりはするべき!(2019.3.9追記)
長州産業のソーラーパネル5kw140万円でお願いしよう!って思ってた時に、相見積もりした?って友人から連絡がありました。
僕は太陽光発電の相見積もりをしていないことを言うと、絶対した方がいい!って熱弁され…仕方なしに、【タイナビ】無料で太陽光発電一括見積り!と言う見積もりサイトに依頼してみました。
すると…。
2社紹介してもらったうちの1社から見積もりが届きました。
その金額なんと…長州産業のソーラーパネル5kwが105万円!
なんで?っと思う金額ですよね。
140万円から105万円って…。
同じ太陽光パネルで、35万円も違うと正直驚きですよね。
正直に、担当営業に連絡しもう少し値段頑張れない?って現在交渉中です。
また詳しく分かれば、追記していきますね。
ってことで、皆さんも太陽光発電をするなら、絶対に相見積もりはした方が良いですよ。
太陽光発電パネルの値段交渉には比較見積もりが絶対必要!相見積もりを取れば取るほど安くなる理由とはまとめ
いかがでしたか?
今回は、「家庭用ソーラー発電ってやっぱり必要?導入打ち合わせで提案された長州産業(CS-250B61S)とQセルズの太陽光パネルってどっちがいいの?」について紹介しました。
太陽光発電について、担当者に詳しく教えてもらえたおかげで、いろんな知識を得ることができました。
ネットだけみて選んでたら、結果に満足できなかったかも知れません。
初めてのことは、専門家に聞くのが一番いい!ってことがよくわかりました。
災害時の停電対策や電気代節約のために、太陽光発電を始めようかな?って方は、一度シュミレーションをしてもらう事をお勧めします。
是非参考にしてくださいね。
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